自己紹介

今回の記事をとにかく後に残せるような資料にしたい。

2014年8月24日日曜日

過去の中学校で使われていた歴史教科書の「慰安婦」に関する記述

1997年(平成9年)3月31日 朝日新聞朝刊
■■■4月から中学校で使われる歴史教科書の「慰安婦」に関する記述■■■
【日本書籍】
戦局が悪くなると、これまで徴兵を免除されていた大学生も軍隊に召集されるようになった。さらに、朝鮮から70万人、中国からは4万人もの人々を強制的に連れてきて、工場や鉱山・土木工事などにきびしい条件のもとで働かせた。朝鮮・台湾にも徴兵制をしき、多くの朝鮮人・中国人が軍隊に入れられた。また、女性を慰安婦として従軍させ、ひどいあつかいをした。

【東京書籍】
また、国内の労働力不足を補うため、多数の朝鮮人や中国人が、強制的に日本に連れてこられ、工場などで過酷な労働などに従事させられた。従軍慰安婦として強制的に戦場に送り出された若い女性も多数いた。

【大阪書籍】
そのうえ、朝鮮からは約70万人、中国からは約4万人を強制的に日本へ連行して鉱山などで働かせました。また、朝鮮などの若い女性たちを慰安婦として戦場に連行しています。さらに、台湾・朝鮮にも徴兵令をしきました。

【教育出版】
労働力不足を補うため、強制的に日本に連行された約70万人の朝鮮人や、約4万人の中国人は、炭鉱などで重労働に従事させられた。さらに、徴兵制のもとで、台湾や韓国の多くの男性が兵士として戦場に送られた。また、多くの朝鮮人女性なども従軍慰安婦として戦地に送りだされた。

【清水書院】
また、朝鮮や台湾などの女性のなかには戦地の慰安施設で働かされた者もあった。さらに、日本の兵力不足にさいし、朝鮮や台湾の人びとに対しても徴兵制をしき、戦場に動員した。戦後、戦犯となって処刑された人たちもいる。

【帝国書院】
しかし、満州事変のあと、日本軍が中国に侵攻する重要な軍事基地とし、さらに朝鮮の人々も「日本の天皇の赤子(天皇を父とする子供たち)」であるとする政策により、日本語の使用が強制され、神社への参拝を強要し、姓名を日本式に改めさせました。戦争にも、男性は兵士に女性は従軍慰安婦などにかり出し、耐えがたい苦しみを与えました。

【日本文教出版】
植民地の台湾や朝鮮でも、徴兵が実施された。慰安婦として戦場の軍に随行させられた女性もいた。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 今回の教科書批判が特異なのは、批判する人たちが文相に訂正勧告を繰り返し求めている点だ。教科書は国が書かせるものではない。現在の検定制度では、出版社がそれぞれに記述した内容を、文部省が検定基準に照らして審査している。基準に合っているかどうかの判断にはかなりの幅がある。
 問題とされた七冊の歴史教科書には、慰安婦に関して直接「強制連行」したという記述は出てこない。慰安婦を働かせたり、随行させたりした主体を明示しないなど、慎重な表現が目に付く、内容はいずれも、河野官房長官談話の範囲内といえる。

(ここまで新聞記事からの引用)


<<お願い2>>
朝日新聞は今回の慰安婦特集で「慰安婦」の言葉の再定義を試みていると思われます。
おそらく、従来の「慰安婦」という言葉では様々な破綻が出ているためだと思います。
そこで、教科書では「慰安婦」がどのように用いられているのかわかったら
ありがたいと思いました。
わかったら、私のブログのコメント欄にでも書いていただけたら幸いです。
http://asahishinbunkiji.blogspot.jp/
-----
【記述内容】
【ページ数】
【教科書の名前】
【発行年】
【出版社】
-----
これだけわかれば非常に嬉しいです。
---------------------------------------------------------------------------

ところで、ここから派生して思ったのですが、
各教科書出版社は「慰安婦」をどう定義しているのでしょうか?
「○○出版さんですか、そちらの教科書に「慰安婦」という言葉が載っているのですが、
御社は「慰安婦」とはどのような人たちのことをいうのだと思いますか?」
出版社の意見を聞いてみたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿