自己紹介

今回の記事をとにかく後に残せるような資料にしたい。

2014年9月7日日曜日

揺るがぬ決意で 木村伊量 「風月動天」 2014年8月28日

週刊文春に掲載された朝日新聞社内でのメールです。

この同日に新聞紙面で
慰安婦問題 核心は変わらず 2014年8月28日
http://asahishinbunkiji.blogspot.jp/2014/08/201428.html


ASAあてには
2014年8月28日 ASAのみなさまへ 
http://asahishinbunkiji.blogspot.jp/2014/09/2014824.html

です。



2014年8月28日(本文の入手ができないため、週刊誌記事(週刊文春)より抜粋)
揺るがぬ決意で 木村伊量 「風月動天」

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※ この文章は22ページの写真と本文のつなぎ合わせです。ロゴが書かれている下で読めない部位分は(不明)としています。


 一部 (不明)日(不明)ら(不明)見(不明)今年1月の年頭メッセージの(不明)風圧にさらされ(不明)権力(不明)を折る。全部門が結束して苦難に耐え抜く。朝日新聞はそうした不(不明)の高い企業です」と訴え、全ての社員の皆さんに強い使命感と覚悟を求めました。私も決意はみじんも揺らぎません。絶対にぶれません。偏狭なナショナリズムを鼓舞して韓国や中国への敵意をあおる彼らと、歴史の負の部分を直視したうえでお互いを尊重し、アジアの近隣諸国との信頼関係を築こうとする私たちと、どちらが国益にかなうアプローチなのか。改めた問うまでもないことです。長年に
わたる朝日新聞ファンの読者や企業、官僚、メディア各社のトップ、ASA幹部の皆さんなど多くの方から「今回の記事は朝日新聞への信頼をさらに高めた」「理不尽な圧力に絶対に負けるな。とことん応援します」といった激励をいただいています。本日28日付朝刊でも、慰安婦問題をめぐる議論のポイントの整理が掲載されましたが、これからも反論すべきは朝日新聞らしく節度と品位を持って反論しつつ、ジャーナリズムの使命を果たしていくことが大切です。

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2年前に社長に就任した折から、若い世代の記者が臆することなく慰安婦問題を報道し続け、読者や販売店ASAの皆さんの間にくすぶる漠然とした不安を取り除くためにも、本社の過去の慰安婦報道にひとつの「けじめ」をつけたうえで、反転攻勢に打って出る体制を整えるべきだと思っていました。今回の紙面は、これからも揺るぎのない姿勢で慰安婦問題を問い続けるための、朝日新聞の決意表明だと考えています。

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「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をまき散らし、反朝日キャンペーンを繰り広げる勢力には断じて屈するわけにはいきません

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週刊誌にはおどろおどろしい見出しの朝日攻撃の記事があふれています

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おまけ)6月のメール

戦後の歴代政権が封印してきた集団的自衛権行使に、国民世論も顧みず、軽々しくバタバタと踏み出そうとする動きは、突きつめると、「戦後レジームからの脱却」とやらに取りつかれた安倍首相の独りよがりの情念(妄執)に帰着する

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おまけ)5月のメール(福島原発の吉田調書について 2014年5月27日)

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地道な取材に裏付けられた、朝日新聞が書かなければ永久に世の中に知られることがなかったかもしれない衝撃の事実の連打で、これぞ価値ある第一級のスクープと言うべきでしょう(略)「朝日新聞のぶっちぎりの特ダネ」に終わらせることなく、公共財として社会全体で証言を共有できないものか、さまざまな方策を検討してもらいます

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安倍政権は故吉田氏の上申書をたてに調書内容の開示を拒み、ほかの新聞は手元に調書資料がないこともあってか、後追いもせずにほぼ黙殺。一方海外の有力メディアは朝日新聞の報道を直ちに転電して世界の多くの人が事実を知る、という倒錯した状況も起きています

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