自己紹介

今回の記事をとにかく後に残せるような資料にしたい。

2014年9月21日日曜日

声 2014年9月15日

2014年(平成26年)9月15日



謝罪の言葉が心に響かない 主夫 ●● ●(千葉県 57)

 私は30年以上、朝日新聞を購読しています。このところの迷走ぶりには「朝日は何をやっているのだろう」と思わずにいられません。誤報の取り消しが遅すぎるうえ、紙面でも社長会見でも謝罪の言葉はあっても、言い訳ばかりで、心から謝っているように思えないのです。
 「慰安婦問題を考える」の特集記事(8月5、6日朝刊)には違和感を覚えました。謝っているようで謝っておらず正当化ともとれる言い訳が多かったからです。ですから、この問題を批判した池上彰氏のコラムには同感でした。どうして掲載を見合わせたのでしょうか。冷静で筋道の通った批判を受け止めることはメディアにとって重要で必要なことなのに。極めて残念でなりません。
 「吉田調書」の報道では、「独自に入手」と書かれれば、あの時点では調書の内容を知るすべがない読者は、記事を信じ、東京電力の社員らは命令に反して撤退したのかと思ってしまいます。実際との違いに、報道の怖さを痛感しました。
 報道する側には、影響力の大きさに伴う自覚と責任感が必要です。間違えないことが一番ですが、間違えたのならば速やかに訂正せねばなりません。

 取り消したいずれの報道にも、反省するべき点が多々あることを少なくとも一線の記者の方々は十分に分かっているだろうと信じたいです。今後、朝日新聞の報道姿勢がどう変わるのか、それとも変わらないのか。厳しい目で見守っていきたいと思っています。

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なお、この内容はホームページに載せてあります。
http://asahikiji.webcrow.jp/warehouse/20140915-8.htm

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