自己紹介

今回の記事をとにかく後に残せるような資料にしたい。

2014年9月21日日曜日

声 2014年8月30日

投稿した人の名前は伏せましたが、
まずはもともとの投稿をそのままUpしました。



2014年(平成26年)8月30日 朝刊14面

Voice 声

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慰安婦問題、歴史直視しよう

行政書士 ●● ●● (福岡県 50)

 朝日新聞が慰安婦問題の報道について検証を行い、一部誤りを認め、反省の弁を述べた。報道
機関が自身の記事について検証し、公にすることには意義がある。報道は常に正確性を期待され
、読者にも信頼されなければならない。報道に誤りがあったことは、極めて残念だ。

 ただ、わが国の軍国主義政策や先の大戦で行った侵略について反省する報道や主張に対し、自
虐的で日本人の誇りを傷つけるので、子どもたちの教育にも好ましくない、とする主張も根強い。安倍晋三首相をはじめとする保守派の主張もその系譜にある。

 犯した罪の反省を自虐だと批判するのは、一側面しか眺めていないのだと思う。「反省」とは
新たに心を入れ替えて前進することだろう。「自虐」にはそれはない。

 必要以上に卑屈になることは好ましくないと思うが、反省して謙虚にふるまう国は、他国から
も尊敬されるはずだ。プライドばかり高くて自らを客観視できないのは滑稽にすら思える。

 歴史を直視し、自らを省みて謙虚に行動する姿を示せば、子どもたちにはおのずと誇り高き健
全な心が宿るに違いない。

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なお残る疑問 真摯に検証して

無職 ●● ● (神奈川県 67)

 慰安婦問題の報道で、朝日新聞を廃刊せよといった意見があるが、多様性ある言論を除こうと
いうような主張には賛成できない。しかし、この問題は終わったわけではない。

 なぜ、長い間誤報が放置されたのか。組織的欠陥があるのではないか。誤った引用記事を何度
も使ったことで、韓国メディアに恣意(しい)的に使われたことはなかったのか。

 1993年河野洋平官房長官が慰安婦問題で強制性を認め、「お詫(わ)びと反省」を表明した河
野談話に影響を与えたことは本当になかったのか。元慰安婦への謝罪や賠償を日本政府に求めた国連規約人権委員会の報告に影響を与えなかったのか。河野氏や国連を再取材し、さらに検証する必要があろう。

 また女子挺身(ていしん)隊と慰安婦を混同し女子挺身隊だった人たちの名誉を傷つけたのだ
から、苦痛や被害がなかったのか取材し記事にして欲しい。元慰安婦の証言を報じた元朝日新聞
記者の「事実のねじ曲げはない」とする見解も疑問が残る。

 真摯(しんし)な取材による検証と報道によって読者の尽きぬ疑問に答えて欲しい。

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誠意は正確な報道を通じ示せ

会社役員 ●● ●● (大阪府 70)

 朝日新聞がこれまでの「慰安婦問題」の報道に誤りがあったとして、慰安婦を強制連行したと
する証言の記事を取り消した。「証言者の発言が虚偽であった」というのがその理由だという。
慰安婦を女子挺身(ていしん)隊と混同していたことについては「当時研究が進んでいなかった
」と釈明した。戦後69年も経ち、今さら何を言うのかと怒りを覚えるがまだ誠意を感じる。

 しかし、その誤った記事をきっかけに、我々国民が海外で失った信用は計り知れない。実際、
私は韓国にビジネスで出張した際に、非難されたこともある。言うまでもないことだが、中国、
特に韓国と、この問題で外交上どれほどこじれてしまったかは、朝日新聞はよく承知しているは
ずだ。

 朝日新聞はこの問題の特集記事を英文にし、ネットに掲載したという。しかし、朝日新聞が、
報道に誤りがあったと認め、本当に誠意があるなら、この際、日本のおもな新聞はもちろんのこ
と、特に韓国の新聞、米国、ヨーロッパの主要新聞に慰安婦問題について正確に報道してもらう
ように働きかけてほしい。そうすることこそ、朝日新聞の責任ではないのか。

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3つの投書が3つとも作文にも見えなくもないし、
都合よく編集されたと思えなくもないです。

また、この3つの意見の中に書かれていない第4、第5の意見はあり、
朝日新聞はその意見には触れられたくないため、あえてこの内容に絞った感じがします。

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ホームページにも掲載しました。
http://asahikiji.webcrow.jp/warehouse/20140830-14.htm

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